Japanese
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新薬治験
特発性腎出血に対するアンジニンの使用経験
TREATMENT OF ESSENTIAL RENAL BLEEDING WITH ANGININ
大越 正秋
1
,
小川 正見
1
,
河野 南雄
1
Masaaki OHKOSHI
1
,
Masami OGAWA
1
,
Namio KONO
1
1慶応義塾大学医学部泌尿器科学教室
1Dept. of Urol., School of Medicine, Keio Univ.
pp.477-478
発行日 1967年5月20日
Published Date 1967/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200176
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Ⅰ.緒言
腎出血,特に特発性腎出血の原因論については未だ一定した結論はえられていないが,現在まで種々の検索が行なわれ,漸次その病態生理が明らかにされつつある。
なかんずく我々は本症にプラスミン活性に基づくものも一部に存在すると推定し,1961年初めて抗プラスミン剤による治験を発表した1)。
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