Japanese
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新薬治験
アナナーゼの泌尿器科領域における応用
UROLOGICAL EVALUATIONS OF ANANASE
新谷 浩
1
,
広川 栄助
1
Hiroshi SHINTANI
1
,
Eisuke HIROKAWA
1
1関西医科大学泌尿器科教室
1Department of Urology, Kansai Medical School
pp.475-476
発行日 1967年5月20日
Published Date 1967/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200175
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Ⅰ.緒言
蛋白分解酵素を含んでいる植物性あるいは動物性の天然産物は,かなり昔から民間薬として用いられていたようであるが,近時この分野における発展により,この種の酵素を比較的純粋な状態で分離できるようになり,その蛋白分解作用を抗浮腫,抗炎症目的に用いられるものがあるが,その1つとして最近植物から蛋白分解酵素作用を有するAnanaseが開発せられた。我々は最近Ananaseを泌尿器科的疾患における浮腫,炎症の治療に使用する機会を得,いささかの知見を得たのでここに報告する。
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