Japanese
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新薬治験
尿路感染症に対するUrobioticの治験
CLINICAL EXPERIENCE OF UROBIOTIC ON URINARY TRACT INFECTION
田村 峯雄
1
,
山口 武津雄
1
,
河西 宏信
1
,
結城 清之
1
Mineo TAMURA
1
,
Mutsuo YAMAGUCHI
1
,
Hironobu KAWANISHI
1
,
Kiyoyuki YUKI
1
1大阪市立大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, School of Medicine, Osaka City University
pp.383-387
発行日 1967年4月20日
Published Date 1967/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200154
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近時,抗生物質の長足の進歩により,尿路感染症の治療,あるいは尿路の手術成績は著しく向上した。しかし感染症の治療にはまだまだ問題があり,耐性菌の出現,抗生物質に対する感受性の低下,薬剤の毒性のごときが,今日の治療において重大な障害となつている。この観点から新しい抗菌剤の出現が望まれるが,その1つとして,2,3合剤として新しい型の相乗作用を期待した薬剤が発売されている。
一般にある種のサルファ剤と抗生物質を併用投与する方が,1種類の抗菌剤を投与するよりも効果が大きく,この事は尿路感染症の臨床的ならびに実験的研究によつても多くの報告がある1,2,3,7)。
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