Japanese
English
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ウロサイダルによる尿路感染症の治験
UROCYDAL IN URINARY TRACT INFECTIONS
清水 圭三
1
,
三矢 英輔
1
,
前川 昭
1
,
鳥居 肇
1
Keizo Shimizu
1
,
Hideo Mitsuya
1
,
Akira Maekawa
1
,
Hajime Torii
1
1名古屋大学医学部泌尿器科教室
1Depart of Urology, Nagoya University, School of Medicine
pp.485-490
発行日 1958年5月1日
Published Date 1958/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202258
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ウロサイダルに就いて
本剤は1940年サルフアダイアジン,サルフアチアゾール,サルフアグアニジンの発表と年を同じくしてインドのGuanapathiとドイツのVonkennei,Kimmigによりそれぞれ別個に報告され,特に後者は合成法より吸収排泄,更に豊富な臨床例迄加えられている。
ドイツでは1941年Tetracid.Lucosilとして製品化され,その後はKimmig (1942)の電気泳動による本剤の血清蛋白との吸着,Venkennel (1942)の溶解度についての報告等で1942年迄に一応の基礎的な結論がなされたように思われる。
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