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編集後記
藤岡 知昭
pp.344
発行日 2011年4月20日
Published Date 2011/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102389
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最近,新設された深夜羽田国際空港発の直通便を利用して米国ロサンゼルスへ行ってきました。東大医科研の中村祐輔教授に同行しまして,「がんペプチドワクチン療法」に関する講演が目的です。UCLAのdeKarnion教授とは,ほぼ毎年,AUAなどでお会いしているのですが,大学を訪問するのは6年ぶりになります。
着いた翌日は午前9時にUCLA医学部に向かい,泌尿器科のある6階Belt Libraryにおいて,午前中泌尿器科スタッフ・研究者よりUCLAでの研究概容の説明を受け,がん治療に関して意見交換をしました。正午に講義室に移動し,JCCC lecture「From cancer genome to development of therapeutic cancer vaccine:lesson from clinical translational research of more than 1,300 cases of various cancer types」の講演をしました。その後,別棟の研究室に移動し,昼食をとりながらの意見交換の後,新病院の見学,さらに再びBelt Libraryに戻りスタッフ・研究者との面談と続き,午後5時から講義室でUrology grand rounds lecture「Clinical trials of novel peptide vaccine therapy for bladder renal and prostate cancer in Japan」を講演しました。2回の講演は多くの人たちに聴講してもらい,活発な質問・討論の場とすることができました。
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