病院めぐり
岡山市立市民病院泌尿器科
津川 昌也
1
1岡山市立市民病院泌尿器科
pp.933
発行日 2007年10月20日
Published Date 2007/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101287
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岡山県は温暖な気候で晴天の日が多く,災害が少ないことから,平成元年に県のトータルイメージを表現する呼称を「晴れの国 岡山」と定めました。岡山市は人口約70万人の県庁所在地であるばかりでなく,中国四国地方の高速交通網のクロスポイントに位置する中枢拠点都市でもあります。総合病院岡山市立市民病院はこのような岡山市のほぼ中心に位置しています。
当院は昭和11年4月に開設され,診療科は内科,外科,産婦人科,眼科,耳鼻咽喉科,小児科,皮膚泌尿器科,放射線科で,一般病床45床でスタートしました。その後,診療科の増設,増床が行われ,昭和34年9月には現在の総合病院岡山市立市民病院と名称を改め,一般病床231床,結核病床27床で総病床数258床となりました。さらに増改築,増床,岡山市の他の医療施設との統廃合により,平成11年7月に一般病床378床,結核病床12床,感染症病床6床,計396床となり,平成12年には地方公営企業法全部適用へ移行し,現在4年連続黒字経営を続けています。現在,診療科は18科で,常勤医は65名です。また,平成16年には日本医療機能評価機構より一般病院の認定を受けました。施設認定は日本泌尿器科学会専門医教育施設基幹教育施設を始めとしてほとんどの診療科が専門医教育施設として認定されています。昭和41年3月に皮膚泌尿器科が泌尿器科と皮膚科に分離し,昭和54年7月から常勤医2人体制となり,現在の診療は津川(昭和57年卒),中村(平成12年卒)の2人で行っています。
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