Japanese
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特集 腎細胞癌診療の新しい展開
分子標的薬剤の開発状況
Recent advance of molecular targeting agent for renal cell carcinoma
河合 弘二
1
Koji Kawai
1
1筑波大学大学院人間総合科学研究科,臨床医学系泌尿器科
キーワード:
腎細胞癌
,
分子標的薬剤
Keyword:
腎細胞癌
,
分子標的薬剤
pp.309-315
発行日 2007年4月20日
Published Date 2007/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101026
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要旨 腎細胞癌に対する分子標的薬剤の開発は急速に進み,既存のサイトカイン療法を凌ぐ成果も得られつつある。わが国においても近い将来,分子標的薬剤が進行期腎癌の治療体系に組み込まれてくると考えられる。本稿では最近,第Ⅲ相臨床試験の結果が報告されたマルチキナーゼ阻害剤,mTOR阻害剤を中心に腎癌に対する分子標的薬剤の現状についてまとめた。
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