Japanese
English
症例報告
回帰性リウマチの1例
A case of palindromic rheumatism
岡澤 ひろみ
1
,
吉田 貞夫
1
,
川口 とし子
1
Hiromi OKAZAWA
1
,
Sadao YOSHIDA
1
,
Toshiko KAWAGUCHI
1
1横浜南共済病院皮膚科
1Department of Dermatology, Yokohama Minami-kyosai Hospital
キーワード:
回帰性リウマチ
,
ロキソプロフェンナトリウム
,
有痛性紅斑
Keyword:
回帰性リウマチ
,
ロキソプロフェンナトリウム
,
有痛性紅斑
pp.712-715
発行日 2002年8月1日
Published Date 2002/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412904054
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25歳,女性.5年前より手掌,手指などに圧痛を伴う紅斑が出没し,紅斑出現時にはその近くの関節痛を伴うこともあったが間歇期には全く無症状で関節の変形を伴わなかった.病理組織学的には真皮の血管周囲性の炎症細胞浸潤が認められ,ステロイド外用は無効でロキソプロフェンナトリウムの内服が有効であった.以上より回帰性リウマチと診断した.本疾患の本邦報告例を示し若干の考察を加えた.
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