Japanese
English
症例報告
プロメタジンによる固定薬疹の1例
A case of fixed drug eruption due to promethazine
戸倉 広一
1
,
杉田 泰之
1
,
池澤 善郎
1
Hirokazu TOKURA
1
,
Yasuyuki SUGITA
1
,
Zenro IKEZAWA
1
1横浜市立大学医学部皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Yokohama City University School of Medicine
キーワード:
固定薬疹
,
PL顆粒®
,
プロメタジン
,
フェノチアジン誘導体
,
貼布試験
Keyword:
固定薬疹
,
PL顆粒®
,
プロメタジン
,
フェノチアジン誘導体
,
貼布試験
pp.991-993
発行日 2000年11月1日
Published Date 2000/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412903402
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20歳,女性.咽頭痛のためPL顆粒®を内服,翌日より四肢に瘙痒,疼痛を伴う紅斑,水疱を生じた.固定薬疹と診断し,貼布試験を施行した.色素沈着部でPL顆粒®および同剤成分のメチレンジサリチル酸プロメタジンが陽性を示した.他のフェノチアジン誘導体との交差性を貼布試験にて検討した.アリメマジン,クロルプロマジン,レボメプロマジンが陽性を示した.
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