Japanese
English
症例報告
シクロスポリンが奏効した糖尿病合併壊疽性膿皮症
Pyoderma gangrenosum associated with diabetes successfully treated with cyclosporin
小笠原 理雄
1
,
梅林 芳弘
1
Michio OGASAWARA
1
,
Yoshihiro UMEBAYASHI
1
1日立総合病院皮膚科
1Division of Dermatology, Hitachi General Hospital
キーワード:
壊疽性膿皮症
,
シクロスポリン
Keyword:
壊疽性膿皮症
,
シクロスポリン
pp.1094-1096
発行日 1998年12月1日
Published Date 1998/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412902726
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72歳,女性.5か月前に特に誘因なく右膝に潰瘍が出現した.臨床的に辺縁穿屈性の潰瘍で,組織学的に真皮に多数の好中球浸潤を認めた.壊疽性膿皮症と診断したが,糖尿病を合併していたためステロイドの内服を避け,シクロスポリン4mg/kgを投与した.約1か月で篩目状の瘢痕を残し略治した.
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