- 有料閲覧
- 文献概要
最新の英語源,Skin Cap,HMOについて
読者の方々の中には,コンピューターの話はもう十分だと思っていらっしゃる方もおられると思いますが,ぜひこの話は聞いて頂きたいのです.そう,コンピューターを買ってISP(Internet Service Providerの略語)と契約をし,Microsoft's InternetExplorer,Netscapeといったソフトを使って,すぐにnet:http:www.wsu.edu:8080/〜brains/errors/inde.html. へ行って下さい.これはなかなかのものですよ.このサイトはいろいろの不適当に使用されているたくさんの単語がリストアップされており,それについての素晴らしいディスカッションがされています.私も意外な発見をしたばかりです.イタリアレストランでよく見かける“shrimp scampi”ですが,“shrimp”はイタリア語では“scampi”であり,“shrimp scampi”は“shrimp shrimp”となり,店側はかしこまった雰囲気を出したいがために使っているようです.どうか店側が“shrimpy”でなければよいのですが.英語の俗語では“shrimp”は“Small”の意味があり,よく男の子が友達をからかうときに使っており,意味は“チビ野郎”です.とにかくこのサイトは大変素晴らしく,また他の英語のサイトへも行けます.それとは別にインターネットニュースグループで“alt. usage. english”というのがありますが,これは何百という世界中から寄せられた質問や回答で溢れており,実に興味深いものです.私は最近“The Full Monty”という映画の広告を見ましたが,さっぱり意味が分からず,「これは何だ」と思ったほどです.しかし先ほど申し上げましたニュースグループで次のような文を読みました.
“昔々モンタギューバートンというスーツの小売店があり,歌い文句は“おしゃれな紳士服”でした.そこではツーピースやスリーピースのスーツを扱っており,後に“the full Monty”と言われるようになりました.その意味は「最高の買い物をする」であり,それが高じて“giving it your best”,つまり“がんばる”となりました.“giving it your best shot”はアメリカの俗語では“do your best”のことです.また私は“equipment”,“machinery”は“massnouns”,つまり複数の時に“fish”や“information”のように“s”を付け足さないというのも読みました.もちろん私はこれらのことをよく知っているのですが,“mass nouns”という新しい言葉を学んだわけです.もっと毎日このグループを調べようと思っています.
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.