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特集 最近のトピックス1996 Clinical Dermatology 1996
4 治療のポイント
全身性エリテマトーデスの予後因子と治療方針
Prognotic factors and therapeutic approaches in SLE patients
衛藤 光
1
Hikaru ETO
1
1国立横浜病院皮膚科
1Division of Dermatology, National Yokohama Hospital
キーワード:
腎不全
,
CNSループス
,
間質性肺炎
,
肺高血圧症
,
血管障害性皮膚病変
Keyword:
腎不全
,
CNSループス
,
間質性肺炎
,
肺高血圧症
,
血管障害性皮膚病変
pp.117-121
発行日 1996年4月15日
Published Date 1996/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412901852
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全身性エリテマトーデス(SLE)の予後因子と治療方針について概説した.内臓病変では腎不全,CNSループスおよび心肺病変,皮膚病変では皮内結節,血管炎型の皮疹,紫斑を伴う蝶形紅斑およびatrophie blancheなどの血管障害性皮膚病変,検査所見では血小板減少,さらに自己抗体では抗2本鎖DNA抗体と抗リン脂質抗体が予後に関わる要因として注意が必要である.また主な臨床症状について,治療方針を解説した.
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