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特集 最近のトピックス1996 Clinical Dermatology 1996
4 治療のポイント
類天疱瘡のミノサイクリン療法
Treatment of bullous pemphigoid with minocyclin
橋本 公二
1
Koji HASHIMOTO
1
1愛媛大学医学部皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Ehime University School of Medicine
キーワード:
類天疱瘡
,
ミノサイクリン療法
,
ナイクリン療法
,
ニコチン酸アミド
,
テトラサイクリン
Keyword:
類天疱瘡
,
ミノサイクリン療法
,
ナイクリン療法
,
ニコチン酸アミド
,
テトラサイクリン
pp.111-116
発行日 1996年4月15日
Published Date 1996/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412901851
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類天疱瘡に対するミノサイクリン療法は,1)効果発現期間が数日ないし2週間程度と短期間であること,2)ステロイド内服療法に比し副作用が少ないこと,3)軽症および中等症のみならず,重症例でも有効であること,4)ステロイド内服療法と併用が可能であること,5)ステロイド内服の減量に際しても有効であることなどより,ステロイド内服療法と並び類天疱瘡治療の中心的治療法となろう.
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