マイオピニオン
医局長時代の考え
石氏 陽三
1
Yozo ISHIUJI
1
1東京慈恵会医科大学皮膚科学講座
pp.1034-1035
発行日 2019年12月1日
Published Date 2019/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412205897
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全国の医局長の先生方,お疲れ様です.飲み会の席で「医局長をやれ!」と中川秀己先生〔東京慈恵会医科大学皮膚科(以降,慈恵)名誉教授〕からご指名をいただき,その後,5年間,医局長を務めさせていただいた.前任の松尾光馬先生は,非常に円滑に医局を運営されていたので,大変,恐縮すると同時に非常に不安であった.しかし,ご指名をいただいたからには,しっかりとやろうと心に決めた.私が引き受けた際の目標は,前任の松尾先生の任期(2年半)を全うするということであった.医局長を終えてからは周りの先生から「白髪が減ったね」とよく言われる.ちなみに,私の父も同大学の同職経験者であった.
私が医局長時代に心がけていたことは,2点.中川先生のお考え・理想を具現化することとお子さんをお持ちの女性医師のサポートを充実させることだった.
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