Derm.2022
乾癬と医局長と,時々,オカン
加藤 麻衣子
1
1近畿大学医学部皮膚科
pp.169
発行日 2022年4月10日
Published Date 2022/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412206681
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「あっという間の一年」.最近年度末になると決まってそう感じる.それは充実した日々を過ごすことができているということで,とてもありがたいことでもある.乾癬を専門にしたい!と宣言してはや5年,大量の資料を持ち込んで変な汗をかきながら始めた乾癬外来も,悩むことも多いがやりがいを感じている.乾癬診療をしていることでつながることができたご縁もたくさんあり,本当にありがたく思う.さらに新たな挑戦として1年ほど前から医局長をさせていただいているのだが,こちらは担当してから日も浅くまだまだ変な汗しかかかない日々である.「医局長ってなんでずっとパソコンとにらめっこしているのだろう」と今まで思っていたが,やってみるともれなく自分もそうなった.医局員みんなのオカンになったつもりで色々と考えるが,うまくいったりいかなかったり….元来要領がよくない上にさらにコロナの影響もあり,オカンは家でも職場でもずっとてんてこ舞いである.そんな私を見かねて家族も医局員も助けてくれるのでなんとかやっていけた,令和3年度はまさにそんな1年であった.
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