Japanese
English
治療
下眼瞼の若返りを目的とした炭酸ガスレーザーによる経結膜的形成術
Transconjuctival lower blepharoplasty using carbon dioxide laser
山本 宏三
1
,
山本 豊
1
Kozo YAMAMOTO
1
,
Yutaka YAMAMOTO
1
1山本皮フ科形成外科
1Yamamoto dermatology and Plastic surgery clinic
キーワード:
経結膜的眼窩脂肪切除術
,
炭酸ガスレーザー
,
下眼瞼
Keyword:
経結膜的眼窩脂肪切除術
,
炭酸ガスレーザー
,
下眼瞼
pp.936-938
発行日 2003年9月1日
Published Date 2003/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412101359
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近年,皮膚の若返りを目的に皮膚科を受診する患者が増加している.下眼瞼の若返りを希望する患者に対し,炭酸ガスレーザーを使用した経結膜的下眼瞼形成術は,1984年に最初に報告されて以来,急激に世界中で施行されるようになった.本術式は,1)手術傷残存を嫌う患者,2)下眼瞼皮膚の弾力が良く,脂肪切除後に皮膚収縮の望める患者,3)社会的な背景で,早期術後回復を望む患者などが対象になる.また,炭酸ガスレーザーを使用するために,術後腫脹が軽度,縫合が不要,皮膚切開傷を残さないなどさまざまな利点を有し,術操作も簡便である.術操作は,局所麻酔下に結膜およびfasciaをレーザーにて切開し,直視下に眼窩下脂肪を確認,切除する.本稿では,当院にて施行した症例をもとに手術手技の詳細を報告する.
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