Japanese
English
症例報告
全血漿交換療法にて軽快した中毒性表皮壊死症型薬疹の1例
A case of toxic epidermal necrolysis successfully treated with plasma exchange
水谷 建太郎
1
,
橋本 隆
1
,
玉田 康彦
1
,
松本 義也
1
Kentaro MIZUTANI
1
,
Takashi HASHIMOTO
1
,
Yasuhiko TAMADA
1
,
Yoshinari MATSUMOTO
1
1愛知医科大学皮膚科学教室
1Depertment of Dermatology,Aichi Medical University
キーワード:
中毒性表皮壊死症
,
血漿交換療法
Keyword:
中毒性表皮壊死症
,
血漿交換療法
pp.539-541
発行日 2004年6月1日
Published Date 2004/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412100725
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30歳,男性.中毒性表皮壊死症型薬疹の1例を経験した.ステロイドを投与したが全身状態の改善はみられず,血漿交換療法を開始したところびらん部の乾燥化,全身状態の改善がみられ,血漿交換療法が奏功したと考えられた.ステロイド治療に抵抗を示す症例に対して血漿交換療法はきわめて有効な治療法と考えられた.
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