Japanese
English
症例報告
3歳児の眼瞼に生じた顔面播種状粟粒性狼瘡
Lupus miliaris disseminatus faciei (LMDF) of the eyelid in a 3-year-old boy
大藤 聡
1
,
石原 政彦
1
,
三原 基之
1
Satoshi OFUJI
1
,
Masahiko ISHIHARA
1
,
Motoyuki MIHARA
1
1鳥取大学医学部感覚運動医学講座皮膚病態学
1Depertment of Medicine of Sensorv and Motor Organs,Division of Dermatology,Tottori University,School of Medicine
キーワード:
顔面播種状粟粒性狼瘡
,
LMDF
,
オフロキサシン
Keyword:
顔面播種状粟粒性狼瘡
,
LMDF
,
オフロキサシン
pp.150-152
発行日 2004年2月1日
Published Date 2004/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412100412
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3歳,男児の左下眼瞼縁に生じた顔面播種状粟粒性狼瘡に対し,オフロキサシン眼軟膏が有効であった症例を報告した.丘疹はオフロキサシン眼軟膏外用後約8か月で平坦化した.本邦において本症の治療はテトラサイクリン内服が第一選択となっているが,眼瞼に生じた乳幼児例やテトラサイクリンに無効なものに対してオフロキサシン眼軟膏の外用は試みるべき治療法の一つであることが示唆された.
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