Japanese
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特集 環状肉芽腫とその類症
総説2
顔面播種状粟粒性狼瘡の最近の考え方
Lupus miliaris disseminatus faciei current understanding
山本 俊幸
1
Toshiyuki Yamamoto
1
1福島県立医科大学皮膚科学講座
1Department of Dermatology, Fukushima Medical University
キーワード:
LMDF
,
酒皶
,
肉芽腫
Keyword:
LMDF
,
酒皶
,
肉芽腫
pp.486-493
発行日 2023年6月1日
Published Date 2023/6/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000003411
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●顔面播種状粟粒性狼瘡(lupus miliaris disseminatus faciei:LMDF)は,成人の眼囲や口囲に紅色小丘疹が多発してみられるが,小児の口囲にみられることもある.
●顔面以外に,腋窩,四肢,外陰部などにも小丘疹が多発してみられることがある(extra-facial lesion).
●以前は結核菌に対するアレルギー(結核疹)と考えられており,現在は酒皶の亜型との考えもあるが,コンセンサスが得られているわけではない.
●成人,小児の症例に対しいくつかの病名が提唱されている.
(「ポイント」より)
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