Japanese
English
症例報告
神経疾患に対する免疫グロブリン大量療法後に生じた汗疱の2例
Two cases of pompholyx after intravenous immunoglobulin therapy for neuropathic diseases
長谷川 道子
1
,
田村 敦志
1
,
石川 治
1
Michiko HASEGAWA
1
,
Atsushi TAMURA
1
,
Osamu ISHIKAWA
1
1群馬大学大学院医学系研究科皮膚病態学
1Department of Dermatology,Gunma University Graduate School of Medicine
キーワード:
免疫グロブリン大量療法(IVIg療法)
,
汗疱
,
神経疾患
Keyword:
免疫グロブリン大量療法(IVIg療法)
,
汗疱
,
神経疾患
pp.87-89
発行日 2005年1月1日
Published Date 2005/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412100025
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
要約 症例1は70歳,男性,small fiber neuropathy.症例2は65歳,男性,慢性炎症性脱髄性多発根神経炎.神経疾患に対し,当院神経内科で免疫グロブリン大量療法(IVIg療法)を受け,治療終了3日後より両手掌,足底に小水疱が出現した.神経疾患に対するIVIg療法後に汗疱が発生しやすいことは神経内科領域では比較的よく知られているが,皮膚科領域からの報告は少ない.皮膚科医として,IVIg療法の特徴的副作用を知っておくべきである.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.