Japanese
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特集 視神経炎診療のブレークスルー—病態理解から新規治療まで
【治療法の特性・副作用】
免疫グロブリン大量静注(IVIG)
Characteristics and side effects of therapies—Intravenous immunoglobulin
木村 亜紀子
1
,
三村 治
1
Akiko Kimura
1
1兵庫医科大学眼科学教室
キーワード:
IVIG療法
,
抗AQP4抗体陽性視神経炎
,
副作用
,
分子標的薬
Keyword:
IVIG療法
,
抗AQP4抗体陽性視神経炎
,
副作用
,
分子標的薬
pp.205-209
発行日 2023年2月15日
Published Date 2023/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410214711
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●視神経炎のIVIG療法は眼科医単独で施行可能ではあるが,副作用の点からも必ず脳神経内科医とともに施行すべきである。
●IVIG療法の副作用は点滴速度と関連するので,できるだけ緩徐から開始すべきである。
●副作用の発現をみたら,いたずらに日を変えて反復するのではなく,他の血液浄化療法を選択すべきである。
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