特集 耳鼻咽喉科の機能検査マニュアル
2.平衡機能検査
[3]迷路刺激検査
高橋 正紘
1
1山口大学医学部耳鼻咽喉科教室
pp.103-110
発行日 1993年10月30日
Published Date 1993/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411900812
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はじめに
迷路刺激検査はセンサとしての迷路の機能を調べることを第一の目的としている。温度刺激検査,回転刺激検査,傾斜刺激検査(眼球反対回旋記録),電気刺激検査,迷路瘻孔検査などがある。臨床で主に行われるのは温度刺激検査,迷路瘻孔検査である。システムとしての前庭機能を知るうえで,回転中の固視を調べる検査も意義が大きい。
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