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特集 頭頸部がん薬物療法—プロに学ぶ最善の選択
《甲状腺がんに対する薬物療法》
甲状腺未分化癌における薬物治療の現状
Current status of drug therapy in anaplastic thyroid carcinoma
銭 真臣
1
,
杉谷 巌
1
Masaomi Sen
1
,
Iwao Sugitani
1
1日本医科大学大学院医学研究科内分泌外科学分野
キーワード:
甲状腺未分化癌
,
マルチキナーゼ阻害薬
,
BRAFV600E
,
BRAF/MEK阻害薬
,
免疫チェックポイント阻害薬
Keyword:
甲状腺未分化癌
,
マルチキナーゼ阻害薬
,
BRAFV600E
,
BRAF/MEK阻害薬
,
免疫チェックポイント阻害薬
pp.940-944
発行日 2024年10月20日
Published Date 2024/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203821
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POINT
●甲状腺未分化癌は稀だが,非常に予後不良である。
●マルチキナーゼ阻害薬であるレンバチニブは血管新生を阻害し腫瘍増生を抑制する。
●遺伝子検査は,コンパニオン診断と遺伝子パネル検査に分けられる。
●コンパニオン診断でBRAFV600E変異陽性を認めた場合,BRAF/MEK阻害薬が使用できる。
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