Japanese
English
特集 頭頸部がん薬物療法—プロに学ぶ最善の選択
《唾液腺がんに対する薬物療法》
HER2陽性/AR陽性唾液腺導管癌
Systemic therapy of HER2 positive and/or AR positive salivary duct carcinoma
岩城 翔
1
,
川北 大介
1
,
多田 雄一郎
2
Sho Iwaki
1
,
Daisuke Kawakita
1
,
Yuichiro Tada
2
1名古屋市立大学大学院医学研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科
2国際医療福祉大学三田病院頭頸部腫瘍センター
キーワード:
唾液腺導管癌
,
HER2陽性
,
AR陽性
,
抗HER2療法
,
複合アンドロゲン遮断療法
Keyword:
唾液腺導管癌
,
HER2陽性
,
AR陽性
,
抗HER2療法
,
複合アンドロゲン遮断療法
pp.945-948
発行日 2024年10月20日
Published Date 2024/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203822
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
POINT
●HER2陽性例ではトラスツズマブ+ドセタキセル併用療法が実施可能である。
●コンパニオン診断薬を用いてHER2陽性例を判定する。
●AR陽性例ではリュープロレリン+ビカルタミド併用療法が実施可能である。
●免疫組織化学染色でAR陽性の判定を行うが,統一された診断基準はない。
Copyright © 2024, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.