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特集 初診時に必要十分な 問診・検査オーダー虎の巻
《鼻領域》
鼻出血(出血傾向)
Nasal bleeding
加納 康太郎
1,2
Kotaro Kano
1,2
1総合病院聖隷浜松病院耳鼻咽喉科
2東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室
pp.330-334
発行日 2019年4月20日
Published Date 2019/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201984
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Point
●鼻出血の大半が特発性鼻出血であるが,なかには全身疾患や腫瘍性病変の初発症状として現れることがある。
●鑑別疾患は多岐にわたるが,そのなかで問診や臨床検査所見から疑うことのできる疾患や,見逃してはならない疾患が存在する。
●止血処置を行うだけでなく,その背景にある原因疾患を早期に発見することも,耳鼻咽喉科医の重要な役割である。
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