特集 血液疾患を見逃さないために—プライマリ・ケアと専門医コンサルトのタイミング
さまざまな症候・画像所見の診かた・考え方と紹介のタイミング
出血傾向・血栓傾向
原田 佳代
1
,
池添 隆之
1
1福島県立医科大学血液内科学講座
pp.1218-1221
発行日 2018年7月10日
Published Date 2018/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225716
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Point
◎出血傾向が認められる場合,出血の様相,出血の既往,家族歴,薬歴,健康食品の摂取歴などを問診で確認する.
◎止血異常を鑑別する際,一次止血(血小板)と二次止血(凝固因子)のどちらに問題があるのかを見極める.
◎凝固異常が認められた場合,鑑別として出血傾向だけではなく,血栓化傾向の病態も念頭に置く.
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