増刊号 臨床力UP! 耳鼻咽喉科検査マニュアル
Ⅶ 嚥下検査
4 嚥下圧検査
田中 加緒里
1
1愛媛大学医学部耳鼻咽喉科
pp.337-345
発行日 2017年4月30日
Published Date 2017/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201285
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●目的
・咽頭期嚥下障害の病態診断
●対象
・嚥下障害の病態把握が必要な症例
リハビリ方法,手術術式選択などの治療方針を決定する際の理論的根拠として,上記の症例が対象となる。また,治療効果判定,進行性疾患などにおける嚥下機能の経時的変化を観察する際などにも有用である。
【禁忌】
・鼻腔からのカテーテル挿入に耐えられない症例
・カテーテルを挿入することで深刻な出血の可能性がある症例
・鼻腔,咽喉頭や食道に既知の狭窄があり,カテーテルが挿入できない症例
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