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特集② 緩和医療・支持療法を知る
在宅緩和医療の現状と課題
Home palliative care:current trends and issues
梁 勝則
1
Sunchi Ryan
1
1はやしやまクリニック希望の家
pp.656-663
発行日 2014年7月20日
Published Date 2014/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102915
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POINT
●がんの在宅死は着実に増加しているが地域格差が課題である。
●在宅看取りの中心は在宅専門医(在宅看取り実践医)と外来診療,在宅看取りの双方に取り組むいわゆるミックス型開業医であるが,近年のトレンドは在宅専門医に傾きつつある。
●今後毎年2万人程度増加する死亡数の受け皿として上記2者では不十分であり,外来専従型開業医も在宅医療に参加して看取りの裾野を広げる必要がある。
●医師の消耗を防ぐためには,時間外・休日出動の頻度を極力抑えることが肝要であり,医師法20条の積極的活用と訪問看護ステーションとの円滑な連携が鍵となる。
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