最後までよい人生を支えるには 多死時代の終末期医療 場として終末期を支えるには
緩和ケア病棟 現状と課題
川上 明
1
,
新堀 いづみ
,
大嶋 健三郎
,
高宮 有介
,
花岡 尚樹
1ヴォーリズ記念病院 ホスピス
キーワード:
医師の役割
,
皮下注射
,
オピオイド系鎮痛剤
,
疼痛
,
ホスピス
,
ターミナルケア
,
スピリチュアルペイン
Keyword:
Analgesics, Opioid
,
Hospices
,
Injections, Subcutaneous
,
Pain
,
Physician's Role
,
Terminal Care
pp.1341-1345
発行日 2013年12月1日
Published Date 2013/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014056521
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
緩和ケア病棟は増加の一途をたどっているが,その質の保証も重要である.緩和ケア病棟では,持続皮下注入法(CSI)を始め,身体的苦痛緩和の方策を多くもっている.さらに,スピリチュアルペインに対応することも大きな役割である.一方,入院までの待ち時間が長い,高度な医療が提供できないなどの課題もある.また,認可施設の対象疾患は,主に悪性腫瘍の患者とされており,今後,非悪性疾患患者への緩和ケアの提供も重要である.
©Nankodo Co., Ltd., 2013