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特集 第46回日本臨床眼科学会講演集(3) 1992年11月東京
学術展示
Kearns-Sayre症候群の1例
A case of Kearns-Sayre syndrome
岸 茂
1
,
和田 秀文
2
Shigeru Kishi
1
,
Hidefumi Wada
2
1高知医科大学眼科学教室
2仁淀地区国民健康保険組合病院眼科
pp.1080-1081
発行日 1993年5月15日
Published Date 1993/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410908650
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- Abstract 文献概要
緒言 Kearns-Sayre症候群は1958年にKearnsとSayreによって初めて報告され1),1)外眼筋麻痺,2)網膜色素変性,3)心ブロック,を3主徴とする。その後,Shyらによって骨格筋ミトコンドリアの異常が明らかにされ2),現在,ミトコンドリア細胞症のひとつとして分類されている。今回筆者らは本症候群の1例を経験したので,若干の電気生理学的所見を加え報告する。
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