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特集 第46回日本臨床眼科学会講演集(2) 1992.11.6-8 東京
学術展示
外傷性間接性脈絡膜破裂の赤外螢光眼底造影
Indocyanine green angiography of traumainduced indirect choroidal ruptures
櫻井 真理
1
,
武藤 勉
1
,
山田 孝彦
1
,
玉井 信
1
Mari Sakurai
1
,
Tsutomu Muto
1
,
Takahiko Yamada
1
,
Makoto Tamai
1
1東北大学医学部眼科学教室
pp.820-821
発行日 1993年4月15日
Published Date 1993/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410908590
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緒言 脈絡膜破裂は,外傷によって生じる脈絡膜,ブルッフ膜そして網膜色素上皮の断裂であるとして,1854年von Graefeにより初めて報告された1)。脈絡膜破裂は直接性と間接性とに分けられ,前者の病変は鋸状縁付近の外力の加わった部位に,後者の病変は眼球後部に多くみられる。今回筆者らは,間接性脈絡膜破裂に対し,螢光眼底造影(以下FA)およびインドシアニングリーンを用いた赤外螢光眼底造影(以下IA)を施行し,比較検討したので報告する。
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