連載 あのころ あのとき・7
犬も歩けば
清水 弘一
1,2
1群馬大学
2帝京大学医学部眼科学教室
pp.1380-1381
発行日 2001年7月15日
Published Date 2001/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410907434
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「眼底疾患を見たら,これが顕微鏡標本で見たらどうなっているはずかを考えること」と,医局の新人だったころ,鹿野助教授からよく言われていた。
まことにもっともな話である。そもそも眼科を志望したのも,インターンの時に医局の図書室にあったFriedenwaldの「眼病理学」(1952)の美しい病理の写真を見たことが,決定的な動機であった。
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