今月の表紙
嚢胞様黄斑浮腫
小浜 真司
1
,
西田 輝夫
2
1宮田眼科病院
2山口大学眼科
pp.814
発行日 1999年5月15日
Published Date 1999/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410906338
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患者は40歳女性。以前から眼窩炎性偽腫瘍で通院していた(右眼は1997年に,左眼は1990年,1992年,1995年,1996年に通院)。この間,嚢胞様黄斑浮腫が発症した(右眼は1994年,1995年に,左眼は1991年,1993年に発症)。この患者が1998年8月に両眼中心暗点,視力低下を訴えて来院した。診察したところ初めて両眼性の嚢胞様黄斑浮腫を認めた。眼窩炎性偽腫瘍はなかった。
写真は右眼の嚢胞様黄斑浮腫である。ローデンストック社製のSLOで撮影した。撮影条件はヘリウムレーザー(633nm)を使用し,レベル6(45μW),アパーチャーC2,画角20度である。
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