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連載 眼科図譜・337
ICG螢光眼底造影で診断した蔓状の血管腫様脈絡膜新生血管網
Racemose haemangioma like chomidal neovascularization in indocyanine green angiography
北村 拓也
1
,
松原 孝
1
,
松永 裕史
1
,
山田 晴彦
1
,
福島 伊知朗
1
,
宇山 昌延
1
Takuya Kitamura
1
,
Takashi Matsubara
1
,
Haruhiko Yamada
1
,
Ichirou Hukushima
1
,
Masanobu Uyama
1
1関西医科大学眼科学教室
pp.208-210
発行日 1995年2月15日
Published Date 1995/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410904165
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緒言 老人性円板状黄斑変性において,網膜色素上皮剥離を伴うと,フルオレセイン螢光造影(以下フルオ造影)では脈絡膜新生血管はいわゆるoccultvesselとなって検出困難であるが1),ICG赤外螢光造影(以下ICG造影)では脈絡膜新生血管およびその導入動脈が検出できることが注目されている2,3)。
筆者らは最近,ICG造影で漿液性網膜色素上皮剥離内にぶどうの房状,蔓状血管腫様に大きく拡張した大型の脈絡膜新生血管網を検出し得た2症例を経験した。
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