眼科の控室
予後の判定
Bonin
pp.1850
発行日 1994年11月15日
Published Date 1994/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410904101
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眼科に限りませんが,病気の診断では,「現在なにがあるか」をはっきりさせることが必要なのは当然ですが,それだけで安心してはいけません。
理想としては,「今までにどのような経過で進展してきたか」といつ病気の過去を判定して欲しいのです。これには「病因」も含まれます。これは患者さんの現病歴が第一の手掛かりになりますが,眼科では,眼底や隅角の所見に今までの経過の記緑が残っている事例が多いのです。
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