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連載 眼科図譜
30MHz UBMおよび15MHz超音波B-モードによる霰粒腫の描出
Imazing of chalazion by 30 MHz ultrasound biomicroscopy and 15 MHz B-mode ultrasonography
柊山 剰
1
,
上岡 弥生
1
,
森高 ルミ
1
,
津曲 美幸
1
Jo Fukiyama
1
1柊山医院眼科
1Fukiyama Eye & ENT Clinic
pp.231-234
発行日 2019年2月15日
Published Date 2019/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410213055
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緒言
霰粒腫は瞼板のマイボーム腺に起こる慢性肉芽腫性炎症である。大きくなったものは,瞼に円形から楕円形の隆起として見えるが,初期のものは見てもわからず,触診すると皮下に小さな固い硬結として触れるが,無症状なので見逃すことも多い。
今回,筆者らは超音波生体顕微鏡(ultrasound biomicroscopy:UBM)と通常の超音波B-モードを用いて眼瞼皮膚の隆起性病変を検査し,霰粒腫と診断し摘出した。
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