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あとがき
坂本 泰二
pp.286
発行日 2018年2月15日
Published Date 2018/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410212605
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去年今年 貫く棒の 如きもの
高浜虚子の有名な句で,年が改まるとほんの数日前の去年が遠い昔のことのように感じられることを詠んだものです。歳を重ねるにつれ,1年の歩みが早く感じられるようになるといいますが,私にとって去年から今年は,特に早く感じられました。昨年の九州の地震,大学病院の経営問題,新専門医制度など,次から次に新しい問題が起こりその対応に忙殺されたせいでしょう。皆様におかれましては,無事に2018年のお正月を過ごされたと思いますが,今年の旧正月は如月ですから,今月もう一度お正月をお祝いすることができます。ゆっくりと考え,勉強する時間を取りたいものです。
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