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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(5)1988年9月 東京
学術展示
糖尿病性網膜症のglareについて
Glare in diabetic retinopathy
筑田 真
1
,
小原 喜隆
1
,
田中 寧
1
Makoto Chikuda
1
,
Yoshitaka Obara
1
,
Yasushi Tanaka
1
1獨協医科大学越谷眼科
pp.976-977
発行日 1989年6月15日
Published Date 1989/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210845
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目的 先の本学会において,黄斑部の病変の程度とglare disabilityは相関することを報告した1)。今回は,糖尿病性網膜症の病型や網膜の光凝固が glare dis-ability値にいかに反映されるかについて検討した。
対象および方法 獨協医科大学越谷病院眼科を受診した瞳孔領に白内障のない糖尿病患者125例240眼,年齢は28歳〜72歳(平均53.5歳)で,男62例118眼,年齢36歳〜72歳(平均53.1歳),女63例122眼,年齢28歳〜72歳(平均53.9歳)を対象とした。網膜症のないもの20例37眼をcontrol群とし,単純型網膜症群(SDR)35例68眼,前増殖型網膜症群(Pre-PDR)35例67眼および増殖型網膜症群(PDR)35例68眼について,網膜の病変,矯正視力,中心フリッカー値(CFF),さらに光凝固の有無と%g1are disabil-ity値の関係をMiller-Nadler Glare tester (Titmus-Optical社製2)を用いて調べた。
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