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連載 今月の話題
緑内障インプラント手術
Recent glaucoma tube shut surgery in Japan
千原 悦夫
1
Etsuo Chihara
1
1千照会・千原眼科医院
pp.127-133
発行日 2014年2月15日
Published Date 2014/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410105104
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緑内障インプラント手術(緑内障学会の正式名称はチューブシャント手術)は2012年4月に保険収載され,それ以後急激に手術件数が増えている。このように増える理由はこの手術の安全性の高さが認識され,しかも難治性緑内障眼において原発開放隅角緑内障の初回手術成績に匹敵する手術成績を得られることが認識されるようになってきたためであろう。この手術はロングチューブとミニチューブというメカニズムが異なった手術を包含しており,特にロングチューブはその眼圧経過と合併症が従来のトラベクレクトミーと大きく異なる。チューブシャント手術を安全に行うためにはその特徴を理解し合併症に対する知識をもつことが必要であろう。
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