特集 眼科診療:5年前の常識は,現在の非常識!
5 ぶどう膜炎・強膜炎・感染症
■感染症
内因性眼内炎
肱岡 邦明
1,2
1九州大学大学院医学研究院眼科学分野
2福岡赤十字病院眼科
pp.379-383
発行日 2011年10月30日
Published Date 2011/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410103975
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ここが変わった!
以前の常識
●内因性眼内炎は日常診療で滅多に遭遇しない疾患であった。
●診断は眼内液の塗抹,培養,鏡検が中心であり,結果が出るまでに時間を要した。
現在の常識
●患者背景の変化や医療技術の進歩により内因性眼内炎は増加傾向にある。
●PCRの臨床応用で迅速な診断が可能になった。
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