連載 眼科薬物療法のポイント—私の処方・14
治療に難渋した内因性真菌性眼内炎
石橋 康久
1
1筑波大学
pp.179-181
発行日 1990年2月15日
Published Date 1990/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900035
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患者は61歳の男性で,1985年に直腸癌のため手術を受けた。その後,肝,肺,膀胱などへの転移のため,入退院および手術をくり返していた。1989年1月に入院し,IVHを挿入され,抗生剤,抗癌剤などを投与されていたが,同6月12日に両眼に黒いものが飛んで見えるとの訴えで眼科を受診した。
主訴:両眼飛蚊症
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