連載 眼科薬物療法のポイント—私の処方・13
典型的内因性真菌性眼内炎
石橋 康久
1
1筑波大学
pp.57-59
発行日 1990年1月15日
Published Date 1990/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900011
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患者は46歳の男性。1987年10月9日頃より発熱があり近医に入院した。11日に髄膜炎と診断され,経中心静脈高カロリー輸液(以下IVHと略)を受け,抗生剤,ステロイド剤などの大量投与も行われた。IVH抜去時の培養にてCandida albicansが検出された。11月末頃より右眼の視力低下に気づいて当科を受診した。
主訴:右眼視力低下,右変視症
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