特集 眼科診療:5年前の常識は,現在の非常識!
5 ぶどう膜炎・強膜炎・感染症
■感染症
後眼部寄生虫感染症
高瀬 博
1
1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科眼科学
pp.384-388
発行日 2011年10月30日
Published Date 2011/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410103976
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ここが変わった!
以前の常識
●トキソプラズマ,トキソカラなどの寄生虫感染による後眼部炎症性疾患は,臨床像,生活歴に加え,血清抗体価検査により総合的に診断する。
現在の常識
●上記に加えて,前房水,硝子体液などの眼内液検体を用いた抗体価測定やPCR法による遺伝子の検索が,後眼部寄生虫感染症の確定および除外診断のために重要なオプションとなった。
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