連載 もっと医療コミュニケーション・1【新連載】
診察室で理想的コミュニケーションを実践することの難しさ
綾木 雅彦
1
1昭和大学藤が丘病院眼科
pp.34-36
発行日 2008年1月15日
Published Date 2008/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410102108
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医療人が患者と向き合うことが医療の原点で,これこそ今の医療に求められていることといえましょう。ところが,いざ患者と話をしましょうとか,患者のことをわかってあげましょうといわれても,今以上に何をすればよいのかわからないかもしれません。手術手技や診断技術と同じように,患者説明や面接が上手なことは診療の付加価値になりえます。もともと対話が上手な人もいますが,よりよい方法を知り,自分の長所・短所を知ることで,もっと患者や職員との関係が円滑になるかもしれません。本連載欄では診察室での医師と患者のコミュニケーションについて,さまざまな角度から考えてみることにしましょう。
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