今月の主題 訴え・症状から考える神経所見のとり方
座談会
神経内科診察は難しい?
河合 真
1
,
岩田 充永
2
,
野口 善令
3
,
兼本 浩祐
4
1トヨタ記念病院統合診療科
2名古屋掖済会病院救急科
3名古屋第二赤十字病院総合内科
4愛知医科大学精神科
pp.324-334
発行日 2009年2月10日
Published Date 2009/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103795
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身体所見をとるうえで避けて通れない神経診察.しかし,この神経内科のArt of Medicineともいうべき重要な知的作業である神経診察が,膨大かつ難解であるように感じられるため,苦手意識を抱く若手医師は少なくないと言われる.
そこで本座談会では,なぜ神経内科診察を難しいと感じるのか,外来診療や救急診療に即した神経診察とはどのようなものか,どのように臨床で神経診察を教えていけばよいかについて,ご議論いただいた.
局在診断を考えながら行う神経診察は,内科診療における醍醐味の一つであり,たとえ画像診断能が向上しても省けるものではない.
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