今月の臨床 胎児診断—テクニックと評価
超音波
11.胎児行動評価
堀本 直幹
1
,
小柳 孝司
2
,
中野 仁雄
1
Naoki Horimoto
1
,
Takashi Koyanagi
2
,
Hitoo Nakano
1
1九州大学医学部婦人科学産科学教室
2九州大学医学部附属病院周産母子センター
pp.796-797
発行日 1991年7月10日
Published Date 1991/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904942
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近年,超音波電子スキャンを用いた動作の観察から,ヒト胎児におけるREM(rapid eye move—ment)睡眠,NREM(non-rapid eye movement)睡眠の存在が知られるようになってきた1,2)。
本稿では,胎児の睡眠現象を記述する際に不可欠な眼球運動と口唇運動の観察法について紹介する。
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