今月の臨床 一歩先行く超音波胎児検診
妊娠中期
1.胎児形態異常スクリーニングの実際 ④骨格,四肢の異常—大腿骨長が短い場合の対応と骨形成異常の診断
梁 栄治
1
1日本赤十字社医療センター産婦人科
pp.594-596
発行日 2001年5月10日
Published Date 2001/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904333
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胎児の全身的な骨形成異常は多岐にわたりしかも稀な疾患が多いため,産婦人科医が全貌を熟知することは困難である.臨床の現場では,超音波検査で大腿骨長が短いことが診断の端緒となることが多い.したがって,本稿もこれを出発点として診断の要点について述べる.
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