連載 病院めぐり
新潟市民病院
徳永 昭輝
1
1新潟市民病院
pp.632
発行日 1997年6月10日
Published Date 1997/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902954
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新潟市民病院は,昭和48年10月に開設されて300床でスタートした.現在は,救命救急センター,新生児医療センターが併設され,総病床数736床,診療科24科を持つ総合病院となっている.
新潟市は市の中央を流れる信濃川で東西に分けられ,海岸に沿って発展しているが,市民病院は新潟駅の上越新幹線南口からほぼ2キロメートルの東新潟に位置している.下越地区の中核病院として急性期の医療を中心とした高度医療に力を入れているが,外来の正面玄関に「医学は患者と共に始まり,患者と共にあり,そして患者と共に終わる」と遺した“良い医師,良い看護婦の育成”に情熱を傾けた内科医“ウイリアム・オスラー”の胸像が建立されており,「患者中心の,市民に愛される病院」を目指し,地域医療にも力を入れている.
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