病院めぐり
公立昭和病院外科/新潟市立新潟市民病院第1外科
前田 正之
1
1公立昭和病院外科
pp.242-243
発行日 1993年2月20日
Published Date 1993/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901110
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公立昭和病院は,北多摩9市の自治体病院であり,小平市の青梅街道沿いに位置していますが,その歴史は古く,昭和3年にまでさかのぼることができます.その後,幾多の変遷を経て発展し,現在は病床数570床,診療科20科,常勤医83名,レジデント26名を有する総合病院であり,臨床研修指定病院,各種学会認定病院ともなっています.平成2年には都の救急医療センターの指定を受け,地域の救急医療にも深く関わっています.
病院の規模が現在の半分にも満たなかった昭和40年代後半より,当科では胃集検をはじめとして,消化器疾患の診断と治療に積極的に取り組み,病院の発展にも大きく寄与してきました.現在の外科の陣容は,国立病院医療センターより赴任された浅野 哲院長をはじめとして3名のレジデントを含む14名であり,数名が1チームを組んで外科病棟,救急病棟をそれぞれ担当し,3か月間でローテートしています.救急病棟担当チームは,ICUの外科患者の治療にも携わり,他科病棟からの往診依頼も引き受けています.レジデントの一部は研修期間中の6か月間,麻酔科,ICUをローテートし,外科医としての基礎的な知識と技術を身につけるようにしています.
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