薬の臨床
術後疼痛に対するフルルビプロフェン・アキセチルの投与法の検討
爲近 慎司
1
,
高田 眞一
1
,
田北 晴子
1
,
高田 博行
1
,
森田 哲夫
1
,
田村 彰浩
1
,
井上 純
1
,
森 宏之
1
1帝京大学医学部産婦人科
pp.353-357
発行日 1996年3月10日
Published Date 1996/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902461
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1994(平成6)年8月から1995年4月までに開腹術または腹腔鏡を施行した122例に対し,術後疼痛管理目的でフルルビプロフェン・アキセチルまたはペンタゾシンを投与した群と,無投与群に分け,フルルビプロフェン・アキセチルの術後疼痛に対する投与法を検討した.
フルルビプロフェン・アキセチル1回投与後に鎮痛剤の追加を必要としなかったのは開腹術では33%であり,腹腔鏡では81%であった.
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